アガベの育て方:葉焼け編【季節の変わり目に注意!おすすめ対策】

Agave(アガベ)

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今回はアガベの葉焼けについて解説します。

アガベは日照要求の強い植物ですが、環境によっては葉焼けを起こすことがあります。

せっかくきれいに育っていたのに葉焼けさせてしまった!

という方もいるのではないでしょうか?

わたしも様々な植物で葉焼けを経験しています。

葉焼けってどんな症状?

葉焼けさせてしまった!これって治るの?

葉焼けの対策方法って?

今回はこんな疑問に答えていきます。

本記事の内容

・葉焼けの症状

・葉焼けは治るのか

・葉焼けしやすい時期・条件

・葉焼けをしてしまったら

・葉焼けの対策方法

・まとめ

わたしはアガベを中心に様々な植物を約4年間育成しています。 

Instagramにて初心者の方からの質問等も受け付けていますので、

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葉焼けの症状

葉焼けとは強い日光で、葉の表面温度が上昇して痛むこと。

焼けた部分は褐色になったり、白く色が抜けたようになります。

葉の細胞が破壊されてしまい

葉焼けが株の成長点付近(株の中心部)に及ぶと深刻なダメージにいたることもあります。

葉焼けは治るのか

結論からいうと、焼けた葉は治りません。

成長に伴って葉が展開し、葉焼けを起こした部分が下葉にまわるのを待つしかありません。

葉焼けしやすい時期・条件

葉焼けが起こりやすい時期・条件を下記にまとめました。

・真夏
・梅雨明け
・春先
・購入直後
・冬越し中の簡易温室
・LEDが近い
・水不足
・発根管理中
・水やり直後

詳しくみていきます。

・梅雨明け

春から夏にかけて日光が強くなるので葉焼けを起こしやすい。

個人的にはここが一番注意してほしい時期

・真夏

夏は日光が強く、日本はアガベの原産地よりも気温が高くなるため、葉焼けを起こしやすい。

例えばメキシコ オアハカの最高気温30℃程度

日本の夏の方が全然蒸し暑いです。

メキシコ オアハカの気候:weatherspark.com

・春先

冬越し後、室内管理から屋外管理へ移行した時に葉焼けを起こしやすい。

・購入直後

購入前はハウス内で管理されていた場合

いきなり直射日光に当てると、葉焼けを起こしやすい。

ネットでの購入の場合、事前に今までの育成環境をよく聞いておくようにしましょう。

・冬越し中の簡易温室

簡易温室は日中は急激に温度上昇します。

さらに冬越しでは水やりを少なめにしているので葉焼けしやすい。

・植物育成LEDが近い

植物育成ライトの照射が近すぎても葉焼けします。

事前に推奨照射距離を確認し、少しずつ近づけるようにしましょう。

・水不足

水切れの状態でも葉焼けを起こしやすくなります。

・発根管理中

発根管理をしている株は根からの給水量が減っているため、

水切れ状態になり葉焼けしやすい。

・水やり直後

水やり直後に葉の隙間に水滴がたまっていると、

それがレンズの役目をして葉が焼けしやすい。・・・らしい

葉焼けをしてしまったら…

先ほどもお伝えしましたが、葉焼けを起こした部分は戻りません。

葉焼けを起こした株は日陰で休ませ、少しずつ強い光に慣らしていくようにしましょう。

葉焼けの対策方法

アガベは日照要求の強い植物なので、

基本的には直射日光などの強い光で育成した方がきれいに育てることができます。

ではどのように葉焼けを対策していけば良いか、下記にまとめました。

少しずつ慣らす

対策は正直これにつきます。笑 

植物はある程度環境に順応する力を持っています。

そのため少しずつ日光を強くしていき、直射日光に慣らすようにしていきましょう。

風通しをよくする

風通しが悪く、空気が停滞していると葉の表面温度も上がりやすくなります。

そのため風通しの良い置き場を選んだり、

サーキュレーターを使用することも葉焼け対策になります。

遮光(光を弱くする)

直射日光にならしていくためには、

遮光ネットを使うこともおすすめです。

各商品に記載されている遮光率を参考にしながら、

直射日光にならしていきましょう。

まとめ

先ほどもお伝えしましたが

植物はある程度環境に順応する力を持っています。

多少葉焼けをしてしまっても

次は焼けにくい葉が展開してくれます。

厳しい環境で荒々しく育つ姿が魅力のアガベ

葉焼けを気にしすぎるあまり、

日照不足となり徒長してしまうことも考えられます。

ある程度の葉焼けは覚悟したうえで、

厳しい環境下で育てることも大切なのかもしれません。

参考書籍

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