アガベの育て方:室内管理編【アガベはLEDで育つのか?室内管理の結果】

Agave(アガベ)

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※室内育成についてより詳しくまとめた記事を作成しましたので、合わせてお読みいただけると幸いです。(R4.5更新)


最近InstagramなどをみているとアガベをLED室内管理で育てている方を見かけます。

私はマンションのベランダでアガベを育ているのですが、日照不足に悩まされるていました…

現在は太陽光とLEDを併用して育成をして徐々に良くなっている株もちらほら

しかし太陽光と併用となると育成場所が限られてしまったり、

何より株の出し入れが大変!

もしもLEDだけで育つなら・・・

・出し入れの手間も省ける
・季節や天気に左右されない
・長時間安定して光合成を促せる
・最高やん

と思ったので実際にやってみることにしました。

今回はその結果と我が家の室内管理方法をお伝えします。

※期間も約半年とまだ浅いので参考程度にお願いします。

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結論育つのか?

いきなり結論からお話しますが・・・

普通に育ちます。

しかしきれいに育てるには

・水やり頻度
・照射距離
・照射時間

などの工夫が必要だと感じました。

下記に具体的な管理方法を解説します

※あくまで素人ですので参考程度にお願いします。

徒長してない?我が家でLED管理している株を紹介

実際に私がLED管理している株の一部を紹介します。

Agave titanota 姫厳龍

ややストレスカラーですがムチムチに育っています。

Agave titanota

中心点から5枚くらいまでの葉がうちで展開した葉です。

中心部分の葉がまとまりが出てきました。

中心点をもう少し太らせたい…

Agave titanota BB (Black&Blue)

これが一番わかりやすいかも知れません。

LED管理後4〜5枚葉が展開しています。

中心部分に近い葉は分厚く締まってきています。

BBの成長記録はこちら

他にもいくつかありますが、どれも大きく徒長はしていません。

感覚を掴んできて、少しずつ作り込めている感じがします。

※↓最近の生育状況はこんな感じ

わたしはアガベを中心に様々な植物を約4年間育成しています。 

Instagramにて育てている株の写真や、

初心者の方からの質問等も受け付けていますので、

よろしければフォローをよろしくお願いします!

室内LED管理 我が家の管理方法を公開

使用した植物育成ライト

最近ではBarrel AMATERASHeliosGreenLEDなど良いものがたくさん出てきています。

鑑賞性や効果ともに高そうですが値段が少々高めです・・・

そこで私が使用したのがこちら

ビームテック 植物育成LED

比較的安価ではじめてにはちょうど良いと思い購入しました。

※安価ですが光合成に必要な赤色と青色の光が主のためライトの色はピンクっぽくなり、鑑賞性は低いです。

おすすめの植物育成ライトはこちらで紹介しています。

植物と光の関係についてはこの文科省の記事から

照射距離

実際に行っている照射距離を測ってみました。

わかりにくい…

株の大きさ、種類にもよりますが、中心点のトップスピンから約3〜5cm

色々と試して葉焼けしないギリギリの距離

この距離今まで葉焼けしたことはありません

※各LEDによって適正な照射距離はことなりますのでご注意ください。

Instagramなどで同じLEDを使用している方を見つけて聞いてみるのも良いかと思ます。

照射時間

朝7時〜夜0時までの17時間

仕事へ行く前に点灯、就寝前に消灯しています。

時間については照射していない時間を6〜7時間になるようにしています。

アガベなどの多肉植物はCAM植物と呼ばれ、夜間にCO2を取り込こみ、昼間に還元するという特徴があるため、夜を意識して照射しない時間を作るようしています。

たまにライトを消し忘れて丸2日照射している時もありますが…笑

いじめすぎると流石にストレスカラーが強く出ます。

管理温度

室内では他の生体も飼育しているため、室温は25度前後です。

ライト周辺は多少発熱がありますので、アガベの周辺はもう少し高い温度帯かと思われます。

私の理想としては昼間30℃、夜間25℃くらいが良い思います

水やり

子〜中株は週1回程度。大株は2週に1回程度です。

必ずというわけではなく、あくまで株の状態をみて判断しています。

下葉にシワが入ってから1〜2日後くらいを目安にしています。

水やりについては結構シビアにやっています。

私自身も品種やタイプによってベストなタイミングを模索しながら育成しています。

サーキュレーター

室内管理においてはサーキュレーターは必須と言っても良いでしょう。

そもそも室内のため空気のこもりやすいですし、

かと言って窓全開にしては温度管理がしにくくなります。

徒長や葉焼け防止にもなるため、サーキュレーターで空気を循環させてあげましょう。

私は24時間使用しています。

もちろん部屋の換気も大切ですよ!

葉焼けに注意

LEDの強さや照射距離よっては葉焼けを起こす可能性もあるため注意しましょう。

上記のように空気の循環を意識することも葉焼け対策になります。

ちなみに私は今回紹介しているLEDライトと照射距離では葉焼けしたことはありません。

電気代

気になる電気代

あまり気にしたことはなかったのですが良い機会なので計算ツールを使用して確認してみました。

13W×17時間×30日×電気料金の全国平均=175.56円

このLEDライト1つで1ヶ月約176円

感じ方は人それぞれだと思いますが私は全然ありだと思いました。

使用した計算サイト

室内管理のメリット・デメリット

実際に行ってみたメリット・デメリットをざっと挙げてみました。

メリット

・季節や天気の影響を受けにくい
 →安定した育成が可能(実生も可能)
・照射距離や照度の調整ができる
 →育成のコントロールがしやすい(作り込みに向いている)
・株の出し入れをしなくて済む
 →体力的にも楽
・ライトの種類によってはアガベをインテリアとしても楽しめる
・室内でいつでもアガベを眺められる
 →おうち時間最高

デメリット

・LEDライト、エアコン、サーキュレーターなどの電気代がかかる
 →今回使用したLEDライト1つで月約176円
・光の色がピンク(ライトの種類による)
 →部屋全体もピンク色になり、株の鑑賞性も低い
・LEDライトが重い(グラム)
 →取り付けられる器具が限られる
・電化製品をつけっぱなしにすることになる
 →火事などの事故への不安(正しく使用していれば問題ないと思うが)

まとめ

太陽光に勝るものはありませんが…

室内LED管理もありだと思いました。

特に作り込むことが楽しいアガベには向いている気がします。

ご自宅の育成環境に悩まれている方は導入を検討してみてはいかがでしょうか。

今よりもっとおうち時間が満喫できるかもしれませんよ。

それでは良いAgaveLifeを!

今回紹介したもの

ビームテックの植物育成LEDは楽天のみ。その他の備品はAmazonが最安でした。

コメント

  1. […] 室内LEDでの管理方法についてはこちらで詳しく解説をしています。 […]

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