アガベの育て方:室内育成編【植物育成ライト・管理方法の紹介、気になる電気代は?】

Agave(アガベ)

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今回は植物育成ライトを使った

アガベの室内育成について解説します。

・そもそも植物育成ライトだけで育つの?

・うちは日当たりも悪いし育てられるか不安…

・高かったからちゃんと育てたい…(ガクブル)

こんな疑問・不安に答えていきます。

※以前こちらの記事で室内育成について解説しました。

さらに育成期間が経過したので、今回の記事で詳しく解説します。

わたしはアガベを中心に様々な植物を約4年間育成しています。 

Instagramにて初心者の方からの質問等も受け付けていますので、

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アガベは植物育成ライトで育つのか?

結論、育ちます。

アガベの室内育成をはじめて約2年程

いろいろと試行錯誤して、少しずつ良い形に育てられるようになってきました。

太陽光に当たらず、ライトだけで生育している株も多数あります。

室内育てているアガベの紹介

室内で育成した株を少しだけ紹介
(左:購入時、右:最近)

○Agave titanota black&blue

植物育成ライトで約1年管理

○Agave titanota (from CJplants)

植物育成ライトで約半年管理

このように少しずつ良い形に育っています。

Instagramからも室内育成について質問を受けることが多いので、

今回はわたしの管理環境・方法をご紹介します。

※あくまでわたしの育て方なので、参考程度にお願いします。

育成環境・方法の紹介

株によって多少の違いはありますが、

ざっとこんな感じです。

はい!電気代かかります!笑

それも含めて、詳しく見ていきましょう。

使用している植物育成ライト

使用しているライトは2つ

○ビームテック 植物育成ライト

安価ですが普通に育つのでおすすめ

ただし赤と青のLEDなので、ピンクの発色で鑑賞性は下がります。

○JPP HeliosGreenLED

以前ご紹介したヘリオスも継続して使っています。

効果、鑑賞性ともに抜群です。

使い始めると鋸歯が明らかに強くなります。

ピンクライトでも厳つく育てられますが、

どちらかというとヘリオスの方が厳つくなるスピードが早い気がします。

JPPの公式サイトはこちら

株に対するライトの数

中~大株は単灯、子株はその周辺に置いてるだけです。

植物育成ライトだけで育てようと考えているなら単灯がおすすめです。

まだ特徴も出ていない子株などはその周辺に置いといても育ってます。

太陽光の補助として使用するなら1灯に対して複数株使用しても良いでしょう。

最近ではパネルタイプの植物育成ライトも販売されているので

複数株育成したい方は見てみてください。

照射距離

わたしの環境では照射距離は

ビームテック:約5~10cm
ヘリオス:約20cm

近すぎると葉焼けします。

遠い距離から初めて、徐々に近づけていくことをおすすめします。

※ヘリオスに関しては推奨照射距離が40cmですので、近づける場合は自己責任でお願いします。

照射時間

照射時間はAM7時~PM11時

1日 約16時間

これについてはもっと短くても良いのかなと感じています。

(怖くて時間を短くできない人)

照射時間が長いほど葉焼けリスクも高まりますし、電気代もかかります。

アガベなどの多肉植物はCAM植物と呼ばれ、

夜間にCO2を取り込こみ、昼間に還元するという特徴があります。

夜間は消灯して、しっかり休ませることを意識しています。

ライトの消し忘れにおすすめのコンセントタイマー

温度

室内の温度は25℃前後

室内なら温度はそこまで気をつけなくても大丈夫だと思いますが、

同じ部屋でヘビやらカエルやら飼育しているので、

エアコン管理でこの温度です。

植物育成ライトの直下は室温よりも少し高いと思います。

発根管理などする場合は25℃前後がおすすめ

風通し

室内では空気も停滞しやすいので、

サーキュレーターを使用しています。

基本的な育成の記事にも書いていますが、

風通しの良い環境は徒長、葉焼け、根腐れなどを予防してくれます。

用土

用土は株によって異なりますが、

わたしが使用している用土のベース配合は

赤玉土1:軽石1:ゴールデン培養土1

水はけが良く使いやすいです。

屋外に比べて室内育成においては害虫も少ないので、

ゴールデン培養土のような有機物も入れやすい。

アガベの用土についての記事はこちら

水やり

わたしの環境では

子株:3日に1回
中株:週に1回
大株:2週に1回

目安はこんな感じですが、あくまで株の状態を見てからです。

下葉のしわ、鉢の重さなどを参考に判断しています。

水やりの基本についてもこちらの記事で解説しています。

肥料

元肥:マグァンプKを少量

液肥:ハイポネックスとリキダスを3~4回の水やりに1回

アガベに肥料は必要か?

良く聞かれますが、基本的には与えた方が健康に育ちます。

子株の場合早などはやく大きくしたい株にはしっかり

中~大株で作りこみたい株などは増やしたり、減らしたり

理想とする姿や株によって調整します。

こちらのチタノタを液肥を与えず水のみで育成したところ

厳つくワイルドな姿に育ちました。

殺虫・殺菌

生育期である春秋は定期的に殺虫・殺菌剤を散布しています。

毎回同じ殺虫・殺菌剤を繰り返し使用していると

害虫や菌に抵抗性(耐性)ができてしまい、薬が効かなくなることがあります。

そのためいくつかの種類の薬をローテーションで使用するようにします。

※もちろんですが屋外で散布し、乾燥後に屋内に取り組んでいます。

殺虫・殺菌についてはこちらの記事から

電気代

気になる電気代

冒頭でも言いましたが、ふつうに電気代がかかります。笑

ライト1つで1ヶ月どのくらいかかるのか計算

使用した計算サイト

ヘリオス(24W)を1日17時間、31日使用したとして

1ヶ月約330円

ビームテック(13W)の場合

1ヶ月約193円

わたしの場合使用している数が

ビームテック13個、ヘリオス3個なので

合計 約3500円

電気代としてみたら安いとは思いませんが、

わたしは育成が趣味なので、

趣味としてみたらそこまで高くもありません。

そもそも電気代なんて台湾株に比べたらはるかに安いです。

毎日ヤフオクでポチってるのを1回我慢すればいいんです!(白目)

まとめ

植物育成ライト使えば

室内でアガベを育てることも可能です。

もちろん太陽光の補助としても十分に効果を発揮してくれると思います。

アガベ初心者の方

・日照不足に悩まれている方

・高級株を買ったけど、不安でブルブル震えている方

ぜひ植物育成ライトを使った室内育成も楽しんでみてはいかがでしょうか。

それでは、良いAgave lifeを!

今回紹介したもの

○ビームテック 植物育成ライト

○JPP HeliosGreenLED

○Mars HydroTS-600W

○Revex コンセントタイマー

○アイリスオーヤマ サーキュレーター PCF-MKM15-B

参考書籍・文献

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