今回はアガベは無加温で冬越しできるのか実験していきます。
管理場所はマンション6階のベランダ
今まで冬越しは室内管理でしたが、株数も増えてきているため、いくつかは屋外で頑張ってもらいます。
冬越しの詳しい管理方法についてはこちらから
冬越し実験 管理方法
・場所:関東地方、マンション6階、南東向きのベランダ
・日照:日の出〜13時頃まで直射、その後は日陰
・水やり:子株は2~3週に1回
中株以上は1~2か月に1回
水やりについては11月末までは通常管理でしたが、12月からは断水気味に管理します。
子株は2~3週に1回、中株以上は1~2か月くらいを目安
タイミングは晴れが続く日の朝方に行いたいと思います。
水やり方法はシャワーでうえからささっと
もしくは鉢底を数秒水につける
できたら交互に行いたいけどわたしの管理能力じゃ多分無理です笑
実験株
株をいくつか用意します。
①アガベ チタノタ (Agave titanota)
まずはチタノタ
徒長させてしまい作り直しをしている株です。
シエラミクスティカ(オテロイ)ではなくランチョタンバーの方
チタノタはアガベの中では寒さに弱くもないけど強くもない
普通と言ったとこでしょうか。
昨年は室内管理
子株も出ているのでこちらもどうなるか…
②アガベ チタノタ ホワイトアイス(Agave titanota WI)
こちらもチタノタ
昨年の冬もギリギリまで屋外管理だったホワイトアイス
チタノタの中では寒さに強い印象がありますがどうでしょう。
③アガベ サルミアナ フェロックス(Agave salmiana var.ferox)
サルミアナ系統は日本でも地植えも出来て寒さにも強いです。
うちに来たばかりでまだ子株なのでどうか
1ヶ月前に植え替えをしちゃってるので、
根がどのくらい動くのか気になります。
④アガベ 吉祥冠
ポタトラム系統は寒さには弱いです。
昨年の冬越しは室内
枯れないとは思いますが厳しい戦いになりそう。
⑤アガベ パリー(Agave Parryi)
パリーの実生ということで購入した個体。
詳しい種類は分かりません。
パリー系統は寒さには強いです。
昨年は室内でした。
子株ですか、根はしっかりガチガチに張ってます。
⑥アガベ シャークスキン シューズ(Agave Sharkskin)
アガベ シャークスキンシューズは自然交配種で寒さには強いです。
成長はかなり遅いので見た目は代わり映えしませんが、根はしっかり張っています。
以上の6株です。
半月に1回くらいのペースで経過を更新していければと思います。
R3.12.1 管理開始
調べてみるとわたしの住んでいる地域の12月の気温の推移は
平均気温 | 5.6℃ |
平均最高気温 | 11.6℃ |
平均最低気温 | 0.6℃ |
とのことで通常管理ならもう取り込んでも良い気温ですね。
最低気温が0.6℃なので朝方最も冷え込むとマイナスにもなっている可能性もありますね。
冷害も怖いけどベランダなら大丈夫なはず・・・
とりあえず室外機の上にどんっ!
このスタイルでしばらく様子をみていきたいと思います。
R3.12.15 半月経過
半月経過しました。
気温も下がり最低気温がマイナスになる日も増えてきています。
車のフロントガラスもがっつり凍っています。
株の動きはほとんど止まっていますが
今のところ大きな変化はありません。
晴れが続きそうだったのでここで子株は水やり
用土の表面をささっと
これからが勝負なのでアガベの皆さん頑張ってください。
わたしはアガベを中心に様々な植物を約4年間育成しています。
Instagramにて育てている株の写真や初心者の方からの質問等も受け付けていますので、
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