アガベを育てるとき
どんな用土が良いか悩みますよね。
以前アガベの用土についてはこちらの記事で解説しました。
こちらの記事では
・水はけが良い
・通気性が良い
・粒が硬くて崩れにくい
この3つをポイントに解説をしました。
アガベを育てるうえで用土は重要な環境設定のひとつです。
2023年 用土配合の紹介
今期(2023年)は先ほどの記事で紹介した用土を
少しだけ改良して使ってみようと思います。
育成速度をもう少し上げるために
水やり頻度も増やしていますが順調です。
育成実験:用土による育ち方の違い
では実際に用土の違いによって
どのような変化がでるのか実験します。
今回は育成条件を用土だけ変えてみました。
実験内容
・同血統、(ほぼ)同サイズのチタノタを用意
・それぞれ保水性の高い用土と低い用土で育ち方の違いをみる
・水やり頻度、日照(LED)条件は同じ
・用土の配合
①ベース用土(#2)1:軽石1(全体の約65%が軽石)
②ベース用土(#2)1:赤玉土1(全体の約65%が赤玉)
育成環境の違いは用土のみです。
R5.1 実験開始
植え付け後の姿がこちら
株分けした際は根の量は同じくらい。
水やり直後でも明らかに②の鉢の方が重たいです。
植え付け後のためしばらく養生してから
しっかりと光を当てていきたいと思います。
R5.6 5か月後
約5か月経過
養生後はHelios Green LED PUPPY(パピー)の直下で
1日約16時間照射しています。
約5か月育成して思ったこと
・もっと保水性に差をつければよかった。笑
・Helios Green LED PUPPYでもプレステラ120サイズまでは育成できる。
一応比べてみましょう
少しだけ軽石多めのほうが葉の厚みがあり、
中心点も太いかな?
いずれにしても2株ともよく育っている。
(ヘリオスすげー)
R5.9 8か月後 育ち方に差が…⁉ (ただいま編集中)
実験を開始して約8か月
育ち方に差が出てきた?
○葉の形状
①のほうが葉が内巻になっている
葉の厚みはほぼ同じだが
横から見ると①のほうが中心点に向かって
葉が密集しているので厚みを感じる。
○鋸歯の形状
鋸歯は①のほうが葉が内巻のため強く見える。
若干ではあるが①のほうがトップスピンが厚く
中心点の締め付けが強いためかうねりが強い。
どちらが良い悪いはないが
2株の見え方にしっかりと差が出た。
少しの用土の違いで
育ち方、見え方がここまで
変わってくるのはおもしろい。
もう少し実験を継続して(12か月まで)
楽しみたいと思います。
水やり頻度やLEDの照射時間など詳しく知りたい方はこちら
わたしはアガベを中心に様々な植物を育成しています。
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