ミヤコヒキガエルの飼育方法

両生類

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この記事を見られている方は

少なからず爬虫類や両生類の飼育に興味がある方ではないでしょうか?

そんな方にぜひおすすめしたいのが

ミヤコヒキガエルです。

日本の在来種なので初心者の方でも飼育しやすいカエルです。

うちの子(すあまちゃん♀)

ずんぐりむっくりなカラダ

愛嬌のあるお顔

癒される仕草

ミヤコヒキガエルはとっても魅力的だと思います。

各個体で個性があってかわいいです。

体色は黄色、オレンジ、茶色など様々なので好みの色の子を選べるのも魅了です。

今回はそんなミヤコヒキガエルの飼育方法についてご紹介します。

※あくまで素人の見解ですので、参考程度にお願いします。

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ミヤコヒキガエルについて

生息地は宮古島諸島

宮古島諸島の年間平均気温摂氏23℃、湿度80%で亜熱帯海岸性気候に属します。

暖かく最も寒い時期でも10~15℃程度、夏は9月頃まで30℃以上の暑さが続きます。

こういった自生地の環境を踏まえながら飼育環境を整えて行くのが良いでしょう。

ミヤコヒキガエルの飼育環境

我が家はこんな感じ

少し狭くなってきちゃったかな・・・

めっちゃ地味です。

温度・湿度について

温度:25〜30℃

湿度:60〜70%

購入したショップさんからのアドバイスを参考にしています。

初心者の方は購入したショップさんに確認することをおすすめします。

ヒキガエルは蒸れに弱いためやや乾燥気味しています。

皮膚病予防のため80%以上が長く続く際などはサーキュレータや除湿器などで対策をしています。

有識者の方でご指摘があれば訂正させて頂きますので、よろしくお願いします。

ケージ

ケージは予算次第

安いプラケースから専用ケージまで様々です。

予算や希望のレイアウトにあったものを選びましょう。

ただし、狭いすぎ低すぎはNG

ヒキガエルとはいえカエルなのでそれなりの跳躍力

ぶつけて怪我をしてしまう可能性もあります。

そのためよくレオパ等に使用されるレプタイルボックスなどは避けたほうが良いでしょう。

おすすめケージ

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これぞ専用ケージ!これ使っとけば間違いなし!

床材

私は園芸用土として売られている黒土を使用しています。

赤玉土、ペットシーツ、フロッグソイルなどを使われている方もいます。

私が黒土を使用する理由

・誤飲を避けるため
・2週間に1回は床材を全て取り替えるため(安いから)

その他備品

水入れ

水入れは必須です。

カエルはお腹の皮膚から水分を吸収するので

体が浸かれるくらいのものを用意してあげましょう。

※深すぎるのはNG、カエルが普通していて顔出せるくらいが良いでしょう。

後述しますがヒキガエルには皮膚からは毒が出ますので、

水入れの水は2日に1回は変えて、新鮮な水質を保つようにしましょう

シェルター

隠れ家を作って落ち着く場所を作ってあげましょう。

カエルが湿度を調整するのにも有効です。

私は趣味が園芸なのでプラ鉢を使用しています。

保温器具

必須ではありませんが、冬に冬眠をさせないのであればあっても良いかと思います。

うちでも冬場はパネルヒーターを使用しています。

飼育環境にあったものを用意してあげましょう。

爬虫類や両生類に使える保温器具

温度調節ができるので安心して使用できる

上から空気全体を温める暖突

【暖突には必須サーモを併用して最適温度をキープ 

サーキュレーター、除湿機

ヒキガエルは蒸れに弱いので

湿度が高い状態が続く場合は

サーキュレーターで空気を循環させたり、

除湿機を使用しても良いでしょう。

ただし乾燥しすぎもNGなので環境や季節に応じて対応していきましょう。

温湿度計で環境をしっかり把握しよう

使用している小型除湿機 

餌はコオロギを中心とした昆虫を与えます。

他にもデュビア、ワラジムシ、ミルワーム、人工飼料等もあります。

活餌がどうしても無理という方は

冷凍コオロギもあるのでそちらをおすすめします。

個体によって活餌しか食べない子や

冷凍エサも問題なく食べる子もいるので

お迎えする子の餌や頻度を事前に購入先に確認しておくことが大切!

飼育の注意点

お迎えしてすぐは…

爬虫類・両生類全般に言えることですが

環境変化などのストレスには敏感な子もいます。

特にお迎え直後は生体は強いストレスを感じているかも知れません。

むやみやたらに触ったり、餌をやるのは控えましょう。

消化不良の原因にもなります。

お迎えから2、3日後から餌やりをはじめるのが良いでしょう。

うちの子(朝青龍ちゃん♀)

例えばうちにいるこの子なんかはとっても臆病な性格です。

なので基本は触れないし、脅かさないように上からのぞいたりしないよう心がけています。

個体によって性格も様々です。

快適な環境だけ整えて、しばらくはそっと見守ってあげましょう。

寄生虫

ミヤコヒキガエルに限らず、爬虫類や両生類には体内に寄生虫がいることがよくあります。

線虫などの寄生虫は糞などから確認できます。

手洗いをしっかりしていれば人間に影響することはほとんどありません。

糞を動物病院で検査してもらうことでもわかりますので心配な方は受診をおすすめします。

動物病院で駆虫薬を処方してもらい駆虫することも可能ですが、

人間が下剤を飲むように、生体にもそれなりに負担がかかります。

寄生虫がいることは自然界ではごく普通のことですので、

駆虫するかは飼い主さんの判断で決めましょう。

私は1番大切なことは環境を整えることだと考えています。

生体にとって劣悪な環境であれば、寄生虫が急激に増えてしまうリスクも高まるため

ミヤコヒキガエルにとってどのような環境が快適なのか探っていくと良いと思います。

ヒキガエルが持つ毒について

ヒキガエルは目の後ろの耳腺に強力な毒を持っています。

命の危険を感じた時のみに分泌され、

この毒は神経系・ステロイド系のブフォトキシンという強力な毒です。

普通に飼育している分には出すことはまず無いかと思いますが、

もし耳腺からでた白い分泌液に触れてしまった場合には

目や口などに触らないようにし、すみやかに手を洗いましょう。

またヒキガエルは体表のイボからも有毒な粘液が出ています。

こちらは耳腺から出る毒より弱いので

ヒキガエルに触った後は必ず手洗いをしていれば問題ないでしょう。

餌の与えすぎ

餌食いの良い子はどんどん食べるので、つい餌を与えすぎてしまうことがあります。

食べ過ぎも良くないため、体格や成長に合わせて餌を与えましょう。

うちの三匹は鼻からお尻までが9cm程で

1回の給餌でコオロギMサイズを3〜5匹ほど与えています。

拒食

ストレスや環境によっては餌を食べなくなってしまう子もいます。

そのまま餓死してしまうまで食べないということはあまりないかと思いますので

拒食時には環境や餌の種類や大きさが適切か検討してみましょう。

拒食時の対応

・ハニーワームなど嗜好性が高いものを試す

・おき餌にしてそっとしておく(人間が見ていると食べないパターン)

・一時的に水入れやシェルターを取り除いて用土のみにする(黒土、腐葉土)

拒食になってしまった時はとても心配になりますが、環境を整えて落ち着いて対応しましょう。

おうち時間でミヤコヒキガエルに癒されよう!

うちの子(タンドリーちゃん♀)

この記事を最後まで見てくださった方は分かったかと思いますが、

ミヤコめっちゃかわいいです!

もうね、見てるだけで癒されます。

一度飼育環境を整えてあげれば、

飼いやすく初心者にもおすすめのミヤコヒキガエル

あなたも是非飼育してみませんか??

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