最近ベアルート株を買って発根ラッシュがきています。
最近は水耕ではなく土耕管理です。
上の写真は全て同じ管理方法で発根
といわけで今回はうちの土耕での発根管理方法を紹介します。
※あくまでもうちの環境での話なので、参考程度にお願いします。
わたしはアガベを中心に様々な植物を約4年間育成しています。
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なぜ土耕にするのか?
私が土耕にする理由は
根は光を嫌うため
以前は水耕で管理していましたが、LEDの光を嫌って中々発根しないということがありました。
その後光を遮断したらすぐに発根しました。
土耕管理にするようにしました。
また水耕管理で出た根は細く脆いです。
土耕で出たねは太くしっかりしている気がします。
これについては色々な意見を聞きますが、素人なのでどちらが良いかは分かりません。
発根管理の手順(土耕)
①古根、下葉処理
②成長核の露出
③傷口の殺菌、乾燥
④植え込み
⑤温度管理をしながら待つ
①下葉と古根を処理
まずいらない下葉をとります。
ハサミで葉の中心から芯に向かって半分に切ると取りやすいです。
古い根はあえて少し残してます。
理由は植えやすくすることと、植え込み後に株がズレるのを防ぐため
②成長核の露出(木質化した部分を剥がす)
カッターで木質化した部分を剥ぎます。
※カッターは事前にライターで炙って殺菌済
この白い部分が成長核
ここから根が出てくる…はず!
(下葉の真下からも良く出る)
③傷口を殺菌、乾燥
傷口にベニカXを散布して乾燥させます。
ダコニールの粉剤をまぶしている方もよく見かけます。
ベニカの方が手軽なのでベニカ使ってます。
このまま植え込んでも大丈夫だと思いますが、傷口からの腐りなどが起きないように乾燥させます。
風通しの良い日陰に2、3日転がしときます。
また、ここでルートンやオキシベロンなどの発根促進剤を使うのもあり
④植え込み
乾燥させたら植え込みます。
はい。植え込みました。
植え込み後は即水やりする派です。
用土も締まってしっかり植えられるので
すっぽ抜けても嫌ですし、グラグラしてると根にもストレスなので深めに植え込んでます。
保温シートは実験的に鉢に巻いてます。
効果はあんまりわかりません。笑
なくてもこの後の温度管理ができていれば大丈夫かと思われます。(アガベの場合)
⑤25〜30℃の日陰で管理(腰水でもOK)
うちは室内養生スペースがあるので
そこで温度25〜30℃程で管理します。
屋外の暖かい日陰でも可能ですが、温度管理してるほうが発根は早い気がします。
未発根で強い光にあてるのは株の体力を奪うだけです。
使用している格安育成LEDはこれ!
植物用のヒートマットもオススメ
表面の用土が乾いたら水やりを繰り返します。
もちろん腰水も良いかと思いますが、水やりが好きなのとその都度観察もできるので
この時期はとにかく根を回します。
発根を確認する方法
少し上に引っ張ってグラグラしないか確認するのもありですが、根にストレスなので私はやりません。
あとは株が動いていれば
新しい葉が展開
表面の用土が少し盛り上がる
といった様子が確認できると思います。
観察しながら水やりを続けましょう。
温度管理と水やりを続ければ鉢底から根が見えてくると思います。
こうなれば根がしっかり回ってるので通常管理に切り替えます。
ここからの管理はそれぞれです!
発根管理は以上になります!
※あくまでも素人の意見ですので、参考程度にお考えください。
みなさんも良いAgave Life を!
コメント
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